仮想通貨のレンディング特徴とメリット・デメリットを分かりやすく解説

仮想通貨のレンディング特徴とメリット・デメリットを分かりやすく解説

仮想通貨のレンディングとは、保有する仮想通貨を仮想通貨取引所に貸して金利を得る投資手法です。
つまり、銀行の定期預金と同じで日本円を預金する代わりに、仮想通貨を預けて金利を受け取る仕組みです。
銀行の1年定期では年利0.002%程度ですから、100万円を1年預けても20円しか金利が付きませんが、仮想通貨のレンディングでは比較にならない程の金利を得ることが可能です。
この記事では、仮想通貨のレンディングで資産運用を実施する方法について解説しております、興味のある人は目を通してみてください。

■レンディングのメリット

●仮想通貨を購入して預けるだけなので誰でも簡単に取り組める
専門知識不要、忙しい人でも放置しておけば高利回りで運用が可能です。

●銀行預金の2百倍を超える利回りで運用出来る
ビットコインのレンディングでは年率5%の利回り、フィスココインでは年率14%前後の利回りで運用が可能です。

●長期運用で仮想通貨の値上がり益が見込める
仮想通貨市場は、まだ歴史が浅く未成熟な市場ですが、環境が整って利用する機会が増えてくれば大きく成長する可能性を秘めています。
ビットコインは決済手段として利用が広がりを見せ、200万円を底に400万円前後まで価格が上昇してきました。
余裕資金で毎月一定額を仮想通貨市場に投じれば、価格変動リスクを限定して資産運用が可能です。

■レンディングのデメリット

●仮想通貨取引所の経営破綻リスク
海外のケースでは、取引所のFTXが債務超過によって経営破綻が起こり、顧客の資産が返却されるのか不明の状況になりました。
FTXの経営者は詐欺の容疑で逮捕され、ずさんな経営の実態が明るみにされています。
日本のケースでは、取引所がハッキングされ顧客の資産が引き出される事件が起きましたが、顧客の資産は取引所が弁済しています。
極めて稀なケースではありますが、取引所や仮想通貨を分散して投資することで、リスクを分散させる措置が必要となります。
リスクを分散させることは、資産運用の基本的な定石といえるもので、仮想通貨の投資に限ったことではありません。
資産の全てを銀行預金にすることも、リスク分散の定石にかなった投資とは言えません。

●仮想通貨の値下がりリスク
仮想通貨も金融商品のひとつですから、価格が値下がりするリスクは避けることが出来ません。
値下がりリスクに対処するには、分散投資と長期的な資産運用で対応することが可能です。

●満了日まで引き出しができない
レンディングという資産運用は、銀行の定期預金と同様に長期投資が前提ですから、当面使う予定のない資金で運用することが前提です。
価格が暴騰した場合でも満期の期日がくるまで売却できないというリスクがありますが、1カ月程度の短期運用も可能です。

●レンディングの実施期間が限定されている
取引所によっては、レンディングの募集開始から早いもの順で運用可能となるケースがあります。

■ビットコインのレンディング

BTCのレンディング
取引所 最小単位 期間 利回り
Coincheck 10万円相当のBTC 14日 1%
    30日 2%
    90日 3%
    180日 4%
    365日 5%
GMOコイン 0.1BTC 1カ月 1%
    3カ月 3%
bitFlyer 0.001BTC 1~90日 最大1.5%
Zaif 0.01BTC 1~30日 最大1.5%
BITpoint 募集毎に決定    
DMMビットコイン 募集無    

※Zaifはフィスココインを取引できる数少ない取引所です。 フィスココインのレンディングは年率14%程の高利回りで運用できる希少なコインです。

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