イタリアの大人気ギターカルテット「40 FINGERS」の魅力

イタリアの大人気ギターカルテット「40 FINGERS」の魅力

■Pirates Of The Caribbean

■Highway Star – Deep Purple

■Bohemian Rhapsody – Queen

■Hallelujah

■Tears In Heaven – Eric Clapton

■メンバーの紹介とグループ結成の経緯

40 FINGERSは、2017年に結成されたイタリアのギターカルテットで、4人の卓越したギタリストによって構成されています。
メンバーは、マッテオ・ブレンチ、エマヌエーレ・グラフィッティ、エンリコ・マリア・ミラネージ、アンドレア・ヴィットーリの4名です。
それぞれ異なる音楽的バックグラウンドを持ち、ソロ活動や他のプロジェクトで活躍していましたが、ギター音楽への共通の情熱によって結びつきました。
彼らは、ギターアンサンブルの可能性を最大限に引き出し、複雑な楽曲を4本のギターのみで表現することを目的としてグループを結成しました。
結成後すぐにYouTubeなどのプラットフォームを活用し、独自のアレンジを披露することで世界中にファンを獲得しました。

■演奏している曲の特徴

40 FINGERSの演奏スタイルは、クラシック、ジャズ、ロック、ポップス、映画音楽など幅広いジャンルを取り入れた独自のアレンジが特徴です。
特に、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」、ビートルズの「イエスタデイ」、エリック・クラプトンの「ティアーズ・イン・ヘヴン」などの名曲を、
4本のギターのみで壮大に再現するアプローチは高く評価されています。
彼らのアレンジは単なるカバーにとどまらず、ギターならではの響きやハーモニーを最大限に活かした再構築を行い、楽曲に新たな命を吹き込んでいます。
特にフィンガースタイルを駆使した演奏は、音の重なりやダイナミクスを巧みに操ることで、1本のギターでは表現しきれない奥行きを生み出しています。

■活動エリア

40 FINGERSは、イタリアのトリエステを拠点に活動を開始しましたが、その後ヨーロッパ全域、さらにはアメリカ、アジアなど世界各地へと活動の幅を広げています。
特にYouTubeやSNSでの人気の高まりによって、インターネットを通じて世界中のリスナーに認知されるようになり、各国でのライブツアーが実現しました。
彼らの演奏スタイルは国境を超えて幅広い層に受け入れられ、クラシックギター愛好者からロックファンまで、多くの人々を魅了しています。

■活動実績と評価

2018年にはセルフタイトルのデビューアルバム『40 Fingers』をリリースし、続いてライブアルバム『Guitar Rhapsody (Live)』を発表しました。
特に、彼らの代表作のひとつであるクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」のカバー動画は、YouTubeで数百万回再生されるなど、大きな反響を呼びました。
また、ポリスのギタリストであるアンディ・サマーズとのコラボレーションによって「Bring on the Night」を再構築し、さらに注目を集めました。
彼らの革新的なアプローチと高度な演奏技術は、ギター音楽の新たな可能性を切り開いたとして、音楽業界内外から高い評価を受けています。

現在も世界各地でライブツアーを展開しながら、新しいアレンジやオリジナル楽曲の制作にも取り組んでおり、今後のさらなる活躍が期待されています。

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