イギリスのロック・バンド、クイーンが1991年に発表した楽曲。
アルバム『イニュエンドウ』に収録され、『グレイテスト・ヒッツII』の先行シングルとして同年に発売された。
クレジットはクイーン、主にブライアン・メイによって書かれ、イギリスチャートで16位、フランスチャートで2位に入る。
ショウ・マスト・ゴー・オンという言葉には、どんな困難があっても最後までやり遂げなければならないという強い意志が込められている。
この頃、フレディ・マーキュリーはエイズが進行し、すでに体調はかなり悪化していた。
このため、当初作曲したブライアン・メイは、この曲はフレディには音が高すぎて歌えないかもしれないと考えていたが、
フレディは「I’ll fucking do it, darling」 (僕はこの曲に全てを捧げる)と語ったという逸話がある。
この逸話が物語るように、歌詞の内容は、命ある限りショーを続けなくては、と自分自身を勇気づけるものとなっている。
ブライアンは、フレディが歌唱したこの曲は生涯最高の一つだったと評価している。
目次
■Queen – The Show Must Go On (Live)
https://www.youtube.com/watch?v=36ncula-IDw
■Celine Dion – The Show Must Go On (Queen Cover) (Billboard Music Awards, May 2016)
https://www.youtube.com/watch?v=HrUkOhokOSQ